建築面積とは？

建築面積とは？
建築面積とは、建物を上から見たときの外周で計算した面積を指します。
一般的に一戸建ての場合、1階部分が一番広く作られているため、通常は1階部分の面積が建築面積として考えられます。
ただし、設計によっては2階部分が外に突き出ている場合もあります。
そのような場合では、2階を地上に投影した面積を建築面積として扱います。
建築面積は坪で表されることもあり、1平米を0.3025坪と換算します。
建築面積が70平米であれば、建坪は70×0.3025=21.175坪となります。
参考ページ：バルコニー建ぺい率不算入？建築面積と建ぺい率による制限を解説
延床面積とは？
延床面積とは、住宅内のすべての床面積を合計したものを指します。
つまり、各部屋や廊下、階段など、住宅が占める床の面積全体が含まれます。
延床面積は建物の各階の床面積を合計したものであり、建築面積とは異なります。
延床面積には、建物の形や階の数によって違いが出ます。
各階の床面積は「壁芯面積」と呼ばれ、外壁や柱の中心線で囲まれた範囲を指します。
ただし、吹き抜けやバルコニーの一部、玄関ポーチなど、壁では囲まれていない部分は延床面積には含まれません。
延床面積は実際に暮らしたり収納したりできるスペース全体の面積ではない点に注意が必要です。